新時代の幕開け。相澤隼人、21歳354日で日本選手権を制す!

そのとき、司会を務めた角田信朗氏は「ミライモンスターがリアルモンスターになった」と叫んだ。今年で67回目を数える日本選手権大会。その頂点に立ったのは“令和の怪物”相澤隼人選手。21歳での戴冠は前身である日本ボディビル協会が日本ボディビル連盟(JBBF)に改称した1982年以降の最年少記録。今大会ではさらにベストアーティスティック賞、モストマスキュラー賞も獲得。新時代の幕開けを感じさせる優勝劇となった。また、前回2019年に4位となった木澤大祐選手が2位に躍進。一時期は11位まで後退した木澤選手であるが諦めることなく挑戦を続け、ファイナリスト17年目にして自己最高位をマークした。

取材・藤本かずまさ 撮影:中島康介


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